なごむ便り(令和5年1月発行 第233号)

新年の理事長挨拶

社会福祉法人なごむ会
理事長 八谷 克幸

 令和五年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 皆様方におかれましては、令和五年の新春を晴れやかにお迎えになられたことと謹んでお喜び申し上げます。

 また、この一年が実り多き素晴らしい年となりますよう心から祈念申し上げます。

 社会福祉法人なごむ会の運営に対しましては、皆様方には日頃からご支援、ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。お陰様で当法人も皆様方のお力添えをいただき、無事に新年を迎えることが出来ました。

 昨年は新型コロナウイルス感染対策の三年目ということで、利用者の皆さんや職員及び職員の家族の方の感染防止対策に明け暮れた一年でありました。幸いにして利用者の皆さんの感染が発生しなかったことは、施設及び職員による感染対策の成果だと感じています。

 新年も新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染拡大が予想されますが、今後も感染防止対策を徹底し、感染者の発症が無いよう一層の努力を続ける覚悟であります。

 このような中で、利用者さんは帰省や園外活動ができず、学園内での生活を強いられており、寂しさや楽しみが少なくなり不穏になられている方もおられます。新年も昨年に引き続き学園内での楽しみや嬉しいと思ってもらえる活動や行事を行い、また新たな取り組みも実施し、楽しく充実した生活を提供できるように努めてまいります。

 令和五年は、干支でいうと癸卯(みずのとう)という兎年で、このみずのとうの年は「飛躍」や「向上」の年といわれています。新年は今までの数年間から大きく「飛躍」し、利用者さんの生活が大きく「向上」する年になるよう、職員一同がチームとして一丸となって邁進していきたいと考えております。

 末筆ではございますが、利用者様、ご家族様、地域の皆様、そして、社会福祉法人なごむ会を支えてくださる全ての皆様のご多幸とご健勝を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

新年を祝う会

今年は、グラウンドで鬼火焚きを行い、みんなで無病息災を祈願しました。また、獅子舞い披露後にゲームをして楽しい雰囲気で新年を祝いました。

ブラボー班活動

利用者の方の希望により駄菓子販売を行いました。数名の方に店員役をして頂き、チケットの受け取りや駄菓子を袋に入れるお願いをしました。買い物をされる方は「これ美味しそう!」「昔買ったよ!」などと言う声も聞かれ楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

歳末たすけあい募金

「NHK歳末たすけあい募金」より義援金をいただき、クリスマスプレゼントの購入費として使わせていただきました。ありがとうございました。

クリスマス会

今年のクリスマス会は、利用者の方に希望を聞き、職員と一緒にダンスや楽器での演奏を披露しました。また、アトラクションとして、佐賀の平和を守るヒーロー「なつレンジャー」が登場し、脊振学園を悪者から守ってくれました。
ありがとう!

寄贈 JA佐賀 神埼地区女性部より大根50㎏

12/9(金) 荒木とも子女性部長様から施設長への贈呈がありました。給食にて利用者のみなさんからのリクエストのおでんや豚汁に調理して美味しくいただきました。穫れたてのみずみずしい大根は、甘くて大好評でした。ありがとうございました。

給食担当より
今年度も皆様から頂いた食材は、給食に使用させていただきました。物価が高騰する中で献立作成時に食材費に余裕ができ利用者の皆さんのリクエストに応える事ができました。日々のお心遣いに感謝申し上げます。

【保護者・関係者の皆様へお知らせ】

生活棟までWi-Fi環境整備を行いました!

1月からのZOOM面談は早目の予約でGOOD!

脊振学園では、「佐賀県非接触型面会支援事業補助金」を活用して、利用者様が生活しているエリア(生活棟、食堂、プレイルーム、作業棟)まで、Wi-Fiの環境整備を行いました。

今回の整備で、利用者様の活動の場においてZOOM(ズーム)による面会等が可能となり、ご本人の様子や生活の場の状況を、より詳しく保護者の皆様方にご覧いただくことができるようになりました。

コロナ禍において、帰省や対面での面会、様々な行事の参観が難しい状況が続きますが、是非、このZOOMをご利用いただき、利用者様と面会していただければ幸いです。

今後とも、保護者の皆様方に様々な情報を発信できるように、IT環境の整備に取り組んで参りますので、ご理解、ご協力についてよろしくお願いします。(ZOOMによる面会はお電話での予約制となっています。)

寄贈